会期: | 2010/04/30-05/30 11:00-18:00 金.土.日.祝日のみオープン |
場所: | OMONMA TENT |
李旻河は、「宗教性」又は「霊性」といった人間本来の価値に注目し、あらゆる宗教の祈りを約80の言語を使い、革と焼きごてを以て写経を模した行為で制作を続けている。
今回の展示作品では、「肉が焼かれるような臭い」と「作家の代わりに写経する装置」という二つのポイントがある。
制作中に生じる強い臭いは「死」を連想させ、破壊や戦争など残酷な歴史を喚起させるのである。
同時に、今まで一番大切にしていた「手の動きによる瞑想」又は「体で唱える祈り」とも言える行為からの離脱も試みている。